oid_logo

HOME » INTERVIEW » 2010年 ベストアルバム » 木下 理樹(ART-SCHOOL)

icon_h2 INTERVIEW

(2010.12.30)
2010年 ベストアルバム

木下 理樹(ART-SCHOOL)

ザ・フール
no1
the fool
warpaint
ハルシオン・ダイジェスト
no3
halcyon digest
deerhunter
Heaven's On Fire
no4
heavens on fire
the radio dept
スイム
no5
swim
caribou
ノー・プロブレム 通常盤
no7
no problem
Jamaica
浮かれている人
no8
浮かれている人
orge you asshole
exlovers
no9
exlovers
exlovers
コントラ
no10
Contra
Vampire Weekend

ゴッチの好意に甘えて、僕も今年よく聴いたalbumを発表したいと思います。普通に今でもよくレコード屋によく行きます。ネットがまだ発達してなかった 時代に産まれたんで苦笑 後は生涯、僕はいちリスナーでいたいという気持ちが強いのでなるべく足を運ぶ様にしています。自分のHPにもベストは書いたけど、また違った視点で選んで みました。いまの僕の気分という勝手な視点で。以下、順不同で。

1.warpaint「the fool」
ブルックリンの女性バンド。暗いんだけど踊れる。根底にどこか安らぎを感じるんです。最近、毎日聴いている。飽きない。

2.no age「Everything in between」
ポップになったと批判もある様ですが、彼等のハードコアにシューゲイザーが混じった曲が好きで選びました。

3.deerhunter「halcyon digest」
前作は、その年のベストワンに選びました。タイトル通り、更にドラッギーに甘くなった印象を受けました。このバンドのリーダーがやってる別 バンドもお勧めです。サイケメロウな感じですが、近年の海外のバンドの陽性なバイブスでは無く、彼等のは沈み込む様で、麻痺していく様で、美しい音です。

4.the radio dept「heavens on fire」
よく聴いていた。スウェーデンのシューゲイズとクラブミュージックが絶妙な混ざり方をしているバンド。ただ単純に好みです。

5.caribou「swim」
鬼才ダン・スナイスことカリブー。エレクトロニカだけど、ヒップホップとハードコアな精神を感じます。でも音は人懐っこいポップな感じもあって。。聴いていて気持ちいい。

6.andymori「ファンファーレと熱狂」
危ないんです(笑)小山田くんは、天才だと思う。聡明故に、苛立ち、ピュアで。ただただ大好きなバンド。

7.Jamaica「no problem」
ひなっちに教えてもらったバンドです。phoenix辺りが好きな人なら絶対、恋に落ちるバンドです。お洒落!

8.orge you asshole「浮かれている人」
タイトルからして最高です。彼等のサイケデリアは、本当に喜びに満ちていて、チャーミングで捻れていて。。傑作です。

9.exlovers「exlovers」
ジャケが美しく、何となく手にとって試聴したら、良くて買いました。ロンドンのバンドです。ざっくり言うとpains〜をもっといなたくして、陰がある感じと言うか(笑)殆ど知られてないバンドだと思いますが、ソングライティングが好きです。雰囲気もね。

10.Vanpire weekend「Contra」
敢えて僕が此処で紹介することも無いと思いますが(笑)それでも、よく聴いていたから選びました。いちばん人気があった時代のXTCみたいな。。つまり批評性と大衆性のバランス、調和が凄い。これ以上いったらベタになるなって所での寸止め感が。。好きです。

他 にもいい作品はいっぱいありました。デルフィック、ラルトラ、MGMT。。日本もいい作品がいっぱいありました。挙げるとキリが無いので割愛した作品が多 いです。細分化され、多様化され、特に海外のシーンは地域ごとで独立した音楽コミューンが多発していて、もう何が起きてるか僕はよく分かりません苦笑。日 本でもいいバンドがいい作品を出している。でも現状は、僕の友達や知り合いのバンドマンの半分以上は副業しながら、音を作っていかざるを得ない状況にまで きています。映画業界も、テレビと連動性が無い作品は殆ど撮れなくなっているらしいと聞きます。悲しいです。文化だし芸術だから。でも絶望はしていない。「それでも」と僕は思って、音を今後も作って行きたいです。 長文になりました(笑)サンキュー ゴッチ!

木下 理樹(ART-SCHOOL)
木下 理樹(ART-SCHOOL)

WEB
www.art-school.net

BIO
ART-SCHOOLのメンバー 木下 理樹(vocals/guitars)

2000年、ART-SCHOOL結成。
同年、1stアルバム『SONIC DEAD KIDS』をリリース。
この頃より全国区でのライブを展開するようになり、美しく純度の高いポップな曲調と轟音ギター、そして木下のあどけなく危なげなボーカルで表現する独特の“うた”の世界観は多数のオーディエンスに印象づけ話題となる。

2004年3月、新メンバー戸高賢史(G)、宇野剛史(B)が加入し、新生ART-SCHOOL誕生。
10000通以上の応募を集めた渋谷O-EASTでのFREE-LIVEでスタートをきる。
同年、8月リリースのタワー限定ミニアルバム『スカーレット』はタワーレコード各店でNo.1を獲得しリキッドルームでのワンマンは即日完売。オーディナリーボーイズ来日公演のゲストアクトなど多数イベントライブ出演。大晦日にはCOUNTDOWN JAPANに3年連続出演。

2005年6月、移籍後第一弾として、ライブで披露され続けてきた、「何もねえ!」を連呼する強烈なインパクトの人気曲、『あと10秒で』をリリース。ART-SCHOOLの逆襲がはじまる...
10月には、エンジニアにTony Doogan(MOGWAI、ベル&セバスチャン、etcの仕事で知られる)を迎え、グラスゴーでの初海外レコーディングとなる3rdアルバム『PARADISE LOST』を堂々リリース。メンバーも【最高傑作】と口を揃えるART-SCHOOLの代表作となる。

そして2006年、4月19日リリースのマキシシングル『フリージア』をリリースし、それを引っさげたTOUR’06「フリージア」(全国21本)は5/27SHIBUYA-AXにて大盛況に終わる。

2007年には4thアルバム「Flora」をリリース。TOURファイナルではC.C.Lemon HALL(旧渋谷公会堂)にて初のホールワンマンライブを行い大盛況で終わる。

2008年秋にはバンド初となるこれまでの歴史をまとめたベストアルバムと新録のミニアルバム「ILLMATIC BABY」を2枚同時リリース。ART-SCHOOLというバンドの存在感をあらためて世に知らしめさせた。

2009年新メンバー鈴木浩之(Dr)が加入し8月5日に5thアルバム『14SOULS』をリリースし、全国19箇所をまわる『14SOULS TOUR2009』を行う。

2010年、結成より10年目のアニバーサリー・イヤーを迎えるART-SCHOOL。10周年を祝う『ART-SCHOOL 10th ANNIVERSARY KINOSHITA NIGHT SPECIAL』を初の日比谷野音にて5月15日に開催!そして約一年振りとなる新作が7月7日にリリース決定!!

tit_recommenders

後藤正文(ASIAN KUNG-fU GENERATION)
ASIAN KUNG-FU GENERATION & 金澤ダイスケ(フジファブリック)
matthew(NADA SURF)
Allie Lawn(Ra Ra Riot)
ホリエアツシ(STRAIGHTENER)
Matt Sharp(THE RENTALS)
松田 chabe 岳二
山口 一郎(サカナクション)
木下 理樹(ART-SCHOOL)
MITCH IKEDA(レンズマン)
古渓一道(フォトグラファー)
TEPPEI(ライブカメラマン)
nerisuke
dawa(FRAKE RECORDS)
今井 貴彦(TOWER RECORDS SENDAI PARCO
古田 琴美(TOWER RECORDS SHIBUYA
みやぎ(ウィードーザン)
jakagawa(mazis)
fyk
小松 香織(TOWER RECORDS MORIOKA)

▲ページTOPへ戻る