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Shocking Pinks 「Guilt Mirror」

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Shocking Pinks -LINK-

オフィシャルサイト(海外)マイスペース
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後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)─2014.5. 6─

Shocking Pinksの新しいアルバムがLPで到着。原宿レコードショップ『BIG LOVE』で最後の一枚となっていたものをチャーベさんが買い置きしてくれて、手に入れることができた。涙。

ニュージーランドの奇才、Shocking Pinksとの出会いはこの曲だった。

"How Am I Not Myself?"


目が覚めるような出会いだった。この曲のことがどうしても気になって、必死で調べて『Shoking Pinks』というアルバムに辿り着いたのだった。けれども、フィジカル(CDやLP)のリリースはない様子で、ダウンロードオンリーだった(CDよりも1曲多い。謎)。インターネットで世界中のいろいろな音楽をボーダレスに聴ける時代になったのだけれど、こうして出会った素晴らしい楽曲を手元に置くことを実感できない事実を、とても寂しく思った。

数年経って、たまたま通販サイトで検索してみたところ、あるではないか『Shoking Pinks』のCDが!ということで即購入したのが去年のこと。その余韻も醒めやらぬまま、2ndアルバムのリリース。こちらも最初はダウンロードのみのアナウンスだと思っていたところ、なんとLPも発売。

"Ten Years"


"St Louis (Featuring Gemma Syme)"



アルバムは12曲入り。だけれどもなんと、付属のダウンロードでは35曲のMP3を手に入れることができる。DISC2はノイズ/インダストリアル風の作風が中心でインストが多い。DISC3ではノイジーな電子楽器を幕のように敷き詰めたようなサウンドの歌モノが多め。で、DISC1はその両方の雰囲気を踏襲しつつ、ダンス/エレクトロ的なアプローチの楽曲も収録されている。

というかもう、つかみどころがない。笑。けれども、一貫しているのは、不穏さを孕んだメロディが幻想的で美しいということ。それにまとわりつくようなサウンドプロダクションも、なんとも言えない魅力に満ちている。

ということで、オススメ。35曲も聴くの大変だけれども、何曲か、それぞれの耳元でキラリと輝く曲があると思う。振れ幅広いのも、また、良し。

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

Web
http://asiankung-fu.com

BIO
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー。
THE FUTURE TIMES編集長。
最近、アイスコーヒーをガブ飲みすると屁が臭くなることを発見しました。