スフィアン・スティーブンスによるクリスマスアルバムがなんと無料ダウンロードで公開されています。これがまた、本当にタダで良いのかという作品で驚きます。オリジナルアルバムより若干ユルいようにも感じますが、それが人間味を逆に出していて心地良いです。

こんな音源がタダなんて、本当に凄い時代になったと思います。

でもこうやって、良い音楽に触れる機会が増えるというのは、とても素晴らしいことです。文化人類学者の中沢新一さんも言っていましたが、本来、音楽に値段なんてつけようがないんです。そういう意味では、こうやって無料になっていくことこそ、音楽にとっては純粋な開放、つまり自由の奪還ということなのかもしれません。

ダウンロード後はスフィアン・スティーブンスにチップを払うという選択の出来るポップアップ画面が現れます。今度は僕らリスナーが音楽に対する敬意を示す番ですね。本来は、素晴らしい才能があって、それを重宝する層があることによって、音楽は成り立ってきたでしょうから。





メールアドレスと郵便番号を打ち込めば、指定したメールアドレスにダウンロードサイトなどの情報が届きます。難しくないので、興味のある方は是非。というか、本当に、これがフリーなのは素晴らしいことなので、乗っかってみて下さい。

普段、洋楽は聴かないという人も、これを機会にしてみてはどうでしょうか。