CASIOKIDS。カシオキッズ。

そりゃ、日本人には馴染みある名前なんで、バンド名を最初に見た時は、「変なの」っていう印象ですよね。でもその時点でバンドに興味を抱いちゃったんだから、普通のバンド名とかより全然いいのかも。

と、関係ない話になりましたが、このCASIOKIDSはノルウェーのバンド。

MOSHI MOSHIと言うイギリスのレーベルから7インチがリリースされたりして、世界的に知名度をあげて行っている最中ですね。そしてアルバムはUSインディの名門レーベルPOLYVINYLから登場！こう言うレーベルの流れとかも意識して音楽聴くと更におもしろさが広がると思うので、ご参考に。

そんなこんなで、CASIOKIDSですが、ボク自身とも遠からずの縁があるバンドでして、こうやって世界的に知名度があがっている現状が面白いです。で、その縁の説明をさせて頂くと、わたくし、大阪にてレコードショップとインディーズレーベルを運営しておりまして、そのレーベルからリリースしたアーティストにノルウェーのMATIAS TELLEZと言うのが居てまして。来日ツアーをした事があるんですね。その時のドラマーが現在CASIOKIDSのサポートドラマーとして世界中を飛び回っているんです。更に余談で、そのMATIA TELLEZの来日の時に一緒にツアーしたのがRIDDIM SAUNTERでして、そのRIDDIM SAUNTERがアメリカやイギリスにツアーに行った時に奇跡的に偶然再会とかしてるんですよね。アメリカでもイギリスでもノルウェーでも。偶然ですよ？！凄く無いですか？その度にRIDDIMの連中から、また会いましたよ！なんつて報告を貰って嬉しくなってたんです。と言う事が縁の話。

で、そんな事もありますんで、親近感あるんですが、音楽そのものが素直に超絶に最高なんで、ご紹介！

同郷ノルウェーのエレッポップ系アーティストROYKSOPPなどの影響と、イギリスのHOT CHIP的なセンスを併せ持つ感じのサウンドで、エレクトロ、シンセを用いたダンサブルな要素、それを構築する絶妙のセンスにキャッチーなメロディセンスを併せ持った音楽をやっております。とにかくイロイロセンスを感じるばかりなんです。だいたい5分以上と言う現在のポップミュージックの基本形からしたら長くて、1曲に詰め込まれた情報量がハンパないんですが、それをサラリと聴かせてしまう。そこにセンスと感じます。緩急と言いましょうか、グッと来てサビ！な感じがツボ過ぎるんです。ベタ要素を全然感じさせないマジカルさはノルウェーの豊潤なポップミュージックシーンで育って来た賜物かと。とりあえずこのバンドの心地よさ、楽しさは聴けば分かると思うので是非！！問答無用のオススメバンドであり、傑作です。日本盤とかは出てませんので、FLAKEとかでどうぞw

そういえばこのバンド。バンド名にKIDSついてるからわかんないけど、幼稚園とかで子供相手にもおもちゃ箱みたいなライブやってたりするんですよ。なんかそういうのも最高です。youtubeとかあがってるんで探してみて！

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