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(2016.01.11)

2015年ベストアルバム

2015年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

古田 琴美 が選ぶ2015年 ベストアルバム

ALXD
ALXD
[Alexandros]
Wonder Future(初回生産限定盤)(DVD付)
Wonder Future
ASIAN KUNG-FU GENERATION
In Colour
In Color
Jamie xx
La Di Da Di
La Di Da Di
Battles
Music Complete
Music Complete
New Order
Born in the Echoes
Born In The Echoes
The Chemical Brothers
チェイシング・イエスタデイ(初回生産限定盤)
Chasing Yesterday
Noel Gallagher's High Flying Birds
Art Angels
Art Angels
Grimes
カレンツ
Currents
Tame Impala

[Alexandros] 「ALXD」
昨年後半、本当によく聴いたアルバムで、個人的に2015年の最高傑作でした。昨年はユニバーサルとのグローバル契約後初のリリースとなった「ワタリドリ」で始まり、「ALXD」「Girl A」//www.onlyindreams.com/magazine/recommends/2015/12/alexandros.php と全てオリコンチャートTOP5以内を記録。更には国内大型フェスのトリを最多数務め、12月には台湾でのワンマンライブ、そして自身最大規模である幕張メッセでのワンマンライブ(台湾、幕張共にチケットは即日完売)を大成功に納めるなど、昨年は本当に大躍進を遂げた1年でした。(Vo.川上氏によるワンマン後のBlogはこちら→http://s.ameblo.jp/chamhibi5/entry-12110865803.html) 彼等の活躍にはいつも勇気を貰っていますし「グラストンベリー・フェス(http://www.glastonburyfestivals.co.uk/) のトリを演る」という、彼等がインディーズデビュー時から掲げている目標を達成する為、今年も世界一であることを多くの人に証明し、世界各国でライブを成功させていって欲しいです。

ASIAN KUNG-FU GENERATION「Wonder Future」
アルバム(//www.onlyindreams.com/magazine/recommends/2015/06/wonder-future.php)が素晴らしいのはもちろん、それに伴うツアーも本当に素晴らしかった。かれこれ13年近く彼等のライブを観ていますが、”史上最高”と断言出来るツアーでした。アジカンの音楽は何年か後に聴いても、その時の記憶が鮮明に蘇り、今の自分と重ねてしまって涙ぐむこともあったり、笑って笑顔で過ごせることもあるだろうな、と思える曲ばかり。今作も、きっとそうあるだろうと思えるアルバムでした。今年は結成20周年。既にこれぞ20周年イヤーなリリースが続々とオフィシャルサイト(http://asiankung-fu.com)で発表されていますが、どのタイトルもワクワクしっ放し。完全にお祭りムード且つ真剣に、私も影ながら応援していきたいなと思っています。本当に楽しみです。

Jamie xx「In Color」
既に多数の方がベストアルバムに選んでいますが、本当に良かった。
移動中によく聴いていました。
ジャケットも好きです。

Battles 「La Di Da Di」
リリースニュースが飛び込んできた時、まずジャケットが最高!と友人と盛り上がった記憶があります。
来日公演は行けなかったけど、生で観たいなぁと思えるアルバムでした。

New Order「Music Complete」
もともと好きなアーティストでしたが、今作は更に聴きやすくて耳馴染みもよく、よく聴いていました。
リリース時、タワーレコードでずっとこのアルバムが流れていて、まんまと即買いしてしまったのも良い思い出です。

Chemical Brothers「Born in the Echoes」
待ちに待った待望のアルバムでした。サマソニで観れなかったのが悔やまれましたが、移動中によく聴いていました。私の中でテンションがあがる1枚です。

Noel Gallagher's High Flying Birds「Chasing Yesterday」
2015年は待望の武道館公演、そしてフジロックでも観ることが出来て、幸せでした。海外のアーティストを1年に2度も観れるなんて、なんて最高なことなんだろうと。
アルバムも問答無用で素晴らしかったです。

Coldplay 「A Head Full of Dreams」
今作は果たしてどんな作品に仕上がっているのだろう?と興味深く再生ボタンを押すと、1曲目から素晴らしく、やはりColdplayは裏切らない、と改めて思いました。

Grimes 「Art Angels」
気になっているアーティストリストに入っていて、今作で初めて聴いてみようと思い、聴いてみたら一気にハマってしまったアルバム。
勢いで前作も衝動買いしてしまうほどでした。そしたら前作も素晴らしかった。生で観てみたいアーティストの1人。

Tame Impara「Currents」
前作から聴いていて、今作は更に好きになったアルバム。
こういうサウンド、やっぱり好きだなぁと改めて思えました。

今これを書いているのは2015年12月31日で、2015年最後の日にやっとゆっくり出来たので、いろいろ振り返りながら書いています。

2015年は12年勤めた会社を辞め、現在は映画関係の仕事をしています。

音楽も映画も好きなので、好きな事を仕事に出来ることは幸せ。
決して楽なことばかりじゃないけれど、振り返ると、1年、充実していたなぁと思います。

その中でも、家や移動中によく聴いていたアルバム10枚を選ばせて頂きました。

この他にも、最近は映画のサウンドトラックを家でよく聴いています。

少し前までは言葉に心を奪われることが多かったのですが、今は心地良い音だけが私に必要な時なのかなぁと、流れに身を任せながら、好きな音を見つけて日々を過ごしています。

2016年は、また新たなことに挑戦しようと思っているので、それに向けて、何事にも挫けず、日々努力、勉強を欠かさずに、挑んでいきたいなと思います。

2016年も、たくさんの人と音楽に出会えますように。

読んで頂きありがとうございました。

古田 琴美

古田 琴美

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Twitter:http://twitter.com/kotomifuruta

BIO
タワーレコード渋谷店に2003.4月〜2015.7月まで勤務していました。

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