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INTERVIEW

2025年 ベストアルバム

2025年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

(2025.12.25)

The Best Albums of 2024

角田 陽一郎
(編集長・プロデューサー・大学教授)
Brian Eno, Beatie Wolfe
Barry Can’t Swim
Ca7riel & Paco Amoroso
Empire Of The Sun
核P-MODEL
サザンオールスターズ

Brian Eno, Beatie Wolfe / Liminal
映画『Eno』は自動生成ドキュメンタリ、めちゃくちゃショッキングだった。彼の音楽は心地よくて、このアルバムを含め、今年出た3枚『Luminal』『Lateral』のレコードは、作業中はずーっと聴いていた。

David Byrne / Who Is The Sky?
数年前にゴッチが絶賛していたライブ映画『American Utopia』があまりに素晴らしくて、このアルバムも多幸感に満たされている。歳取ってますますかっこよくなる音楽家がいるが、彼がまさに、そう!

Jamie XX / In Waves
発売自体は2024年後半だけど、今年聴き始めたので、ご容赦。気持ちよさとかっこよさの塩梅が、最高。アトリエの近くの海岸への散歩の際によく聴きながら。

Barry Can’t Swim / Loner
フジロックの今年の配信で知る。こちらもかっこよさと気持ちよさが混在。ライブ行ってみたい!

Ca7riel & Paco Amoroso / PAPOTA
彼らもフジロックの今年の配信で知る。多分アルゼンチンのアーティストとの初めての邂逅。僕はいつかアルゼンチンに住んでみたいと長年想っていて、そのきっかけがまた生まれたことになる。

Vulfpeck / Clarity of Cal
Spotifyで流れてきて、知る。ソウル/ファンクの最早懐かしいと云ってしまっていいような王道感が聴いていて愉しい

Empire Of The Sun / Ask That God
こちらもどこか懐かしい。なんか20世紀末(僕の青春時代)を彷彿とさせる。3曲目の「Music On The Radio」は、今年一番聴いたかも。

核P-MODEL / unZIP
平沢進、待望の新作は核P-MODEL!!!今年唯一購入したCD。最後とおっしゃってるが、いやいや、まだまだ。平沢さんにお逢いするのが2026年の目標。

Perfume / ネビュラロマンス 後篇
今年“知った”アーティスト。コールドスリープ前のライブ配信を観て、ノックアウト。今まで分からなかった、Perfumeの凄さ!・・・己を恥じたい。解凍をお待ちしています!

サザンオールスターズ / THANK YOU SO MUCH
10年振り16作目。王道。今までのアルバムで、一番わかりやすい、それを今出す、かっこよさ、いさぎよさ。全歴史通して日本一のロックバンドだから出来る、王道。

今年、フジロックの配信を見ていて、最近Spotifyでいろんな音楽聴いていて、薄々想っていたんですけど、どのミュージシャンもどんな楽曲も全部素晴らしくすべからくかっこいいなーって想いが、確信に変わった2025年。
あれがいいとか悪いとかいう判断は非常にナンセンスというか、自分に合う合わないはママあるだろうけど、それは、“かっこよさ”が音楽の核心だからなんじゃないでしょうか。
2026年も音楽のかっこよさに期待!

角田 陽一郎
(編集長・プロデューサー・大学教授)
 角田 陽一郎 (編集長・プロデューサー・大学教授)
WEB
BIO

新紙メディアTropic(講談社刊)編集長、バラエティプロデューサー、江戸川大学教授

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