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INTERVIEW

2025年 ベストアルバム

2025年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

(2025.12.25)

The Best Albums of 2024

井上 陽介
(Subtle Control)
Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer
Mr. Circle
Natural Information Society
Pasquale Grasso
Yumiko Morioka & Takashi Kokubo

10年ほどの時間を経て、かつての自分にとってのマスターピースも、少しずつ違って見えるようになってきました。いまは、まだ大切に持ち続けたいもの、資料として残したいもの、長く使ってきて傷みはじめ修繕を施すもの、そして手放すもの。
そうした整理が、自分の中で自然とつくようになってきました。作品をあらためて聴き返す機会は減りました。リストにある作品も、ただ消費しただけだったのではないかと感じつつ、それでもどこかに引っかかり、記憶の中に残っていたものを選びました。

井上 陽介
(Subtle Control)
Subtle Control 井上 陽介
WEB
BIO

京都出身。2008年にバンド Turntable Films を結成しデビュー。以来、多数の作品発表やライブ活動を重ねてきた。
2011年からはソロ名義 Subtle Control として活動し、演奏・録音・編集まで自ら手がける。これまでに『VOL.01』(2013)、『VOL.02』(2016)、『NEOW』(2021)、立体音響を取り入れた『Common Sense』(2022)をリリース。
さらに2015年には岩城一彦とのユニット Peg & Awl を始動。戦前のトラディショナル・ソングやフォーク、ジャズ、カントリーを基盤に、3枚のアルバムを発表している。
また、幅広いアーティストの作品において、演奏・編曲・プロデュースを担当するなど、多彩なフィールドで活躍している。

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