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INTERVIEW

2023年 ベストアルバム

2023年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

(2023.12.25)

The Best Albums of 2023

井上 陽介
(Subtle Control )

見ることがなかった側面を発見すると同時に、そこからは見ることが出来ない、違う側面があることを知る。
僕にとって音楽の面白さとは、無限に面が増え続ける多面体のような、わからないままで、いつまでも本質になりえないことです。
楽しむためにいろんなものを消費して、ヘラヘラしながら生きていたかったですが、世界のあまりのデタラメさに唖然となり、足が止まります。
見ないフリをして、あっけらかんと進むのか。
躓きながらも、立ち向かうのか。
わたしたちはどう生きるか。
芸術はそれを問う、一つの手段としても機能します。
細胞が変わり続けるように、思いっきり傷ついて、以前とは違う人になる。
そのように音楽を聴いて、力が湧く自分がいます。

井上 陽介
(Subtle Control)
Subtle Control / 井上 陽介
WEB
BIO

2011年からソロ名義”Subtle Control”として、音源制作、ライブ活動を展開。
演奏、録音、ミキシングなどを行う。
2013年1stアルバム『SUBTLE CONTROL VOL.01』を、2016年2ndアルバム『SUBTLE CONTROL VOL.02』を発表。 2021年に『NEOW』をデジタルリリース。2022年には、立体音響を駆使した楽曲『Common Sense』をリリース。
ソロ活動の他に、2015年から岩城一彦とPeg & Awl を結成し、3枚のアルバムを発表。戦前のトラディショナル・ソングやフォーク、ジャズ、カントリーなどのアメリカ音楽を演奏する。
また、地元である京都にて結成されたバンド Turntable Filmsの作詞、作曲、プロデュース、ボーカル、ギターを務め、多数の作品を発表している。
その他、他アーティストの演奏、編曲、録音、プロデュース、楽曲提供を行うなど精力的に活動の幅を広げている。

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