only in dreams

INTERVIEW

2023年 ベストアルバム

2023年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

(2023.12.25)

The Best Albums of 2023

後藤 正文
(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

アルバム全体をゆっくり鑑賞する時間のない一年でした。それでも10枚に絞るのは難しかったです。洋楽のセレクトは趣味丸出しですね。ceroや夏目君の素晴らしい作品はひとりのファンとしてすごいなぁ、格好いいなぁと唸りながら、そして楽しみながら聴きました。
そのうちBGMはAIが作るような時代が来るでしょう。でも、僕はバックグラウンドミュージックとして音楽を楽しめない性分で、やっぱり、その人や人たちがどんな音を出したかったのかに興味があります。音楽だったらなんだっていいわけじゃない。もちろん、自分がどんな音を出したいのかについても。

後藤 正文
(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤 正文
WEB
BIO

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。これまでにキューンミュージック(ソニー)から11枚のオリジナル・アルバムを発表。
2010年に自身主宰のレーベル「only in dreams」を発足。
また、エッセイや小説の執筆といった文筆業や、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を編集長として発行し続け、2018年からは新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞『APPLE VINEGAR -Music Award-』の立ち上げなど、音楽はもちろん社会とコミットした言動でも注目されている。
2023年12月24日、Gotch名義のソロシングル「Stateless feat. YonYon」のMusic Videoを公開。2024年2月14日リリースの7inch EPに収録される。

著書に『何度でもオールライトと歌え』『YOROZU~妄想の民俗史~』『凍った脳みそ』『INU COMMUNICATION』他、最新刊は『朝からロック』。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとしては、2023年7月『サーフ ブンガク カマクラ (完全版)』をリリース。

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