only in dreams

INTERVIEW

2022年 ベストアルバム

2022年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

(2022.12.23)

The Best Albums of 2022

井上 陽介
(Subtle Control / Turntable Films)

音楽を国ごとにわけて聴く意味はまったくない時代ですが、文化や歴史の繋がりの中で生まれた独自性を持つ「匂い」を放つ作品があるように感じます。
国を超えた人々の繋がりがそれを生み出しているのか、土着的なものかはわかりません。
僕がステレオタイプ的なイメージでカテゴリー分けをしているだけかもしれません。
しかし、「匂いのする作品」と「模倣品」には大きな隔たりがあるように感じられます。
それが同列に並び、どれが匂いのするものかが分からなくなるのが、この時代の複雑さであり、ややこしさです。
見つけだすことは難しいですが、時代や国を超え、面白い音楽をたくさん聴けることは幸せなことです。

井上 陽介
(Subtle Control / Turntable Films)
Subtle Control / Turntable Films 井上 陽介
WEB
BIO

2011年からソロ名義”Subtle Control”として、音源制作、ライブ活動を展開。
自身で演奏、録音、ミキシングなども行う。
2013年1stアルバム『SUBTLE CONTROL VOL.01』を、2016年2ndアルバム『SUBTLE CONTROL VOL.02』を発表。
2021年に『NEOW』をデジタルリリース、MVも公開中。
2022年には、立体音響を駆使した楽曲『Common Sense』をリリース。
ソロ活動の他に、2015年から岩城一彦とPeg & Awl を結成し、戦前のトラディショナル・ソングやフォーク、ジャズ、カントリーなどのアメリカ音楽を演奏する。
Peg & Awl として3枚のアルバムを発表。
また、地元である京都にて結成されたバンド Turntable Filmsの作詞/作曲/プロデュース/ボーカルギターを務める。
2012年1stアルバム『Yellow Yesterday』を発表。2015年2ndアルバム『Small Town Talk』を、2020年には3rdアルバム『Herbier』をonly in dreamsよりリリース。
その他、他アーティストの演奏、編曲、録音、プロデュース、楽曲提供を行うなど精力的に活動の幅を広げている。

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