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(2017.1.9)

2016年ベストアルバム

2016年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

MATT SHARP(THE RENTALS)が選ぶ2016年 ベストアルバム

People Hold On
People Hold On
Eddie Kendricks
アンダースタンディング
Understanding
Bobby Womack
Let's Do It Again
Let's Do It Again
The Staples Singers
Payback
The Payback
James Brown
Roots
Roots
Curtis Mayfield

みんなのクレイジー・マットおじさんは、君たちにちょっと聞いてみたい。2017年に、君は何を求めている?本当の「ハッピーな新年」が何だか、君には分かっているかな?僕は、これから挙げる10枚のアルバムについて、いちいち説明していくような事はしない。だって、そこにはただフィーリングがあるだけだから。僕の選んだ曲は、全部をひっくるめた時にはじめて、大きくて、美しくて、まとまったフィーリングを持つようになる。だから、僕を、このみんなのクレイジーなおじさんをちょっとだけ信用して、アルバムを全買いして一つの巨大なプレイリストに入れ込んでみてほしいんだ。何なら、"Crazy Uncle Matt, 2017"なんてラベルを付けてくれたっていい。そしてプレイリストを作ったら、夜道の散歩や、満員の地下鉄の中、田園風景への壮快なドライブでもどこでも、常に持ち歩くようにしてほしい。朝のシャワータイムだったり、家に友達を呼んで夜ごはんを食べたり、はたまた友達のホームパーティーに呼ばれたりした時のバックグラウンドミュージックにもなるし、静かなバーで一人飲んでいる時にはヘッドフォンから聞くことだって出来る。とにかく、音楽をいつも君のそばに置いてほしいんだ。音楽は君を助けてくれるよ!君の日常に輝きを増し、君の夜をソウルフルに演出し、君の人生をより豊かにしてくれる、それが僕の選曲なんだ。

次にみんなに会えるのは、NANO MUGENか、レンタルズのジャパン・ツアーになるね。もし僕を、横浜、東京、大阪、名古屋、札幌、それ以外の大きな街や、小さな街でも、とにかくどこかで見かけたら、このプレイリストをぜひ見せてほしい。僕たちはすぐさま立ち止まり、道の真ん中で、新たな一年と人生を、共に祝うことになるだろう!

愛をこめて
マット・シャープ

alternative top 10

Mass Gothic
Mass Gothic
Mass Gothic
Good Grief
Good Grief
Lucius
Helter Seltzer
Helter Seltzer
We Are Scientists
Synesthetica
Synesthetica
Radiation City
KABLAMMO!

MATT SHARP(THE RENTALS)

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WEB
http://therentalsmusic.tumblr.com/
//www.onlyindreams.com/artist/therentals.html

BIO
ウィーザー初代ベーシストにして元祖泣き顔男、マット・シャープ。ウィーザー在籍中にレンタルズを結成、『レンタルズの逆襲』(95)、『セヴン・モア・ミニッツ』(99)という2枚のオリジナル・アルバムをリリース。その後しばらくソロ活動に専念するが、05年よりレンタルズとしての活動を再開し、06年NANO-MUGEN FESにて来日。09年には音楽・映像・写真の3分野で作品を発表する一大プロジェクト「Songs About Time」に取り組むなどユニークな活動を続ける。

そして、2014年7月、オリジナル・アルバムとして15年ぶりとなる3rdアルバム『Lost in Alphaville』をリリース。ディストーション・ギター/ムーグ/ストリングス/男女掛け合いヴォーカル、そして、抜群にキャッチーな歌メロ、とレンタルズならではの要素がたっぷり詰まったアルバムをひっさげ、シーンの最前線へとカムバックを果たす。NANO-MUGEN FES. 2014での来日も実現、ASHのTIMなどお馴染みのメンバーをサポートにフレンドリー&ゴージャスなパフォーマンスで会場を沸かせた。

「NANO-MUGEN FES. 2006、2011、2014」への出演や、アジカン10周年記念ライブへの参加、東日本大震災へのチャリティー・アルバム「RESILIENCE : A BENEFIT ALBUM FOR THE RELIEF EFFORT IN JAPAN」のリリースなど、親日家としても知られるマット・シャープ、音楽ファンはもとより、アーティストからも敬愛されリスペクトされ続ける存在である。

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