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(2016.01.11)

2015年ベストアルバム

2015年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

山本 あつし が選ぶ2015年 ベストアルバム

10年ほど前からこの時期になると雑誌や音楽サイトで「年間ベスト」をよく目にするようになり、数年前から誰に公表するわけでもなくムッツリと個人的に10枚選んで楽しんでいました。
この度はこのような機会を頂き、嬉し恥ずかしながら、楽しんで選ばせていただきました

Jamie XX/In Colour
それまでにリリースしてきた12inchがどれもすごく良かったので今年一番期待してたアルバムでした。音の数が少なくシンプルで身体の内側に響くような音が気持ちいいです。こういうのが今の時代の音なのかなぁと思います。

Juria Holter/Have You In My Wilderness
選出しておきながらどう説明したら良いかわからない不思議なアルバムです。何故か何度も聴いてしまいます。でも、そのような「何だかよく分からないけど、何かすごく良い」って感覚が大切な気もします。

Kitty,Daisy&Lewis/Kitty,Daisy&Lewis The Third
クラッシュのミックジョーンズがプロデュース。Kitty,Daisy&Lewisの音楽はクラシカルなのに、古臭くならず、アルバム毎に進化しててかっこいいです。貫禄がでてきて余裕すら感じます。こういったアルバムはやっぱりアナログ盤で聴くのが一番です。

ASIAN KUNG-FU GENERATION/Wonder Future
今年一番聴いたアルバムです。ストレートなロックアルバムですが、時折みせるサイケデリックな感じもたまりません。母国語でこのような作品を楽しめると、「日本人でよかったなー」と思います。

Sufjan Stevens/Carrie & Lowell
天気の良い春の日にこのアルバムを聴きながらよく散歩をしました。あまりに気分が良くなるので、仕事なんかしないでビール飲んで公園で昼寝したくなる気持ちを抑えるのが大変でした。文句なしの名盤。

Panda Bear/Panda Bear Meets The Grim Reaper
バンドのフロントマン(この人はドラムですが)のソロ作品が好きでよく聴きます。この人はソロでもバンドでもやる事がはっきりしてて良いです。パンダベア、死神に逢う」というタイトルも素敵です。animal collectiveの新作も楽しみ。

Prefuse73/Rivington Não Rio + Forsyth Gardens and Every Color of Darkness
今年に3枚連続リリースされたものを一枚にまとめたものです。スコットヘレンのリズムって何か体が勝手に反応してしまうような感じがあって好きです。移動中やランニングの時によく聴きます。

BirthMark/How You Look When You’re Falling Down
シカゴインディロックバンドAmericanFootballのベーシストであるネイト・キンセラによるソロプロジェクト。レコード屋の店内で流れている曲に惹かれて即購入。最近はネットで買う事が多いので、身体を使って店に行かなあかんなーと反省。色んな音が入ってて楽しいです。

ハナレグミ/What are you looking for
奥さんが良く聴いていたので、知らないうちにたくさん聴いてました。このアルバムに限ったことではありませんが、ハナレグミの音楽は肩に力が入ってなくて良いです。からだにとってそれって大切なことだと思います。あとこんな声で歌えたら気持ち良いだろうなーといつも思います。

The Dead Weather/ Dodge And Burn
我らがジャックホワイト率いるロックバンド、デットウェザーの記念すべき'3'rdアルバムです。どの雑誌のランキングにもBEST10に入っていないようなのでこの場を借りて選出しました。結構いいんです。まだ未聴の方はぜひ!

他にもシングルではBeckの『Dreams』が最高に格好よかったです。国内盤に付いてるトートバッグもナイスでした◎
2016年も色んな音楽を聴く のが楽しみです。

山本 あつし

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WEB
http://twitter.com/hip_poorboy

BIO
日々からだの勉強してます。

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