oid_logo

HOME » INTERVIEW » 2015年 ベストアルバム » Wes Miles & Kenny Bernard(RA RA RIOT)

icon_h2 INTERVIEW

(2016.01.15)

2015年ベストアルバム

2015年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

Wes Miles & Kenny Bernard(RA RA RIOT) が選ぶ2015年 ベストアルバム

エモーション
Emotion
Carly Rae Jepsen
Goon
Goon
Tobias Jesso JR
The Epic [帯解説 / 国内仕様輸入盤 / 3CD] (BRFD050)
The Epic
Kamasi Washington
To Pimp a Butterfly
To Pimp A Butterfly
Kendrick Lamar
In Colour
In Colour
Jamie xx
Black Messiah
Black Messiah
D'Angelo
ラチェット
Ratchet
Shamir
カレンツ
Currents
Tame Impala
マルチ・ラヴ
Multi Love
Unknown Mortal Orchestra

Carly Rae Jepsen - Emotion (Wes Miles)
頭の数曲が凄い格好イイと思ったんだけど、スーパー楽しい感じの「Boy Problems」と「Warm Blood」に(制作したのは僕らの友達Rostam Batmanglij、僕たちの次のレコードから2曲をプロデュース)凄くハマった。それに「Run Away With Me」は何度もカバーするほど大好きな曲なんだ。

Tobias Jesso JR - Goon (Wes Miles)
ピアノ曲は好みではなく余り普段から聴くことはしないけど、このアルバムに関してはとても惹きつけられるモノがあって今では手放せない一枚に。初めて聴いた”Hollywood”が中でも一押し曲。

Kamasi Washington - The Epic (Wes Miles)
3時間のアルバムを出すだけでもスゴイことなのにこの内容にさらに感動してしまった。このようなレコードをずっと僕は待っていた気がする。僕のお気に入り曲でもある(ワシントン本人も登場する)Thundercat の「The Beyond」/「Where the Giants Roam」とは真逆の姿勢で聴くこのアルバムは別格だよ。

Kendrick Lamar - To Pimp A Butterfly (Wes Miles)
このアルバムに関しては僕が特にコメントする必要がないぐらい至る所で評価をされ続けきた大好きな作品。ちなみにオープニング曲のタイトルは「Wesley’s Theory」だよ。

Julia Holter - Have You In My Wilderness (Wes Miles)
昨年Julia Holterを知るきっかけとなったこのアルバム以降はすっかり僕のコレクションの常連に。他のアルバムも素晴らしいけど、このアルバムは特に美しい。「Feel You」というオープニングトラックで使われるハープスコードの手法は天才的で、正に年間ランキングの候補に相応しい曲だと思う。

Jamie xx - In Colour (Wes Miles)
このレコードには様々な個性が多くあって、アルペジオによる演奏やエレクトロサウンドでさえ暖かさと美しさを感じせる完成度の高い一枚となっている。

D'Angelo - Black Messiah (Wes Miles)
待ちに待っていたこのアルバムリリースに皆が待たされたり、昨年に行こうと思っていたコンサートがキャンセルになったりと、このアルバムへの期待感は低かったけど、裏切られず見事に僕の大好きリストに殿堂入りした。D’Angeloというアーティストが持つ素晴らしい要素がぎっしり詰まっていて、全く10年間のブランクを感じさせない作品となっている。

Shamir - Ratchet (Wes Miles)
年間アルバムベストタイトルランキングだったら最優秀賞に間違いなく輝く(IMOをこえて)のはこのアルバムタイトル(もっともRatchetらしい)、僕が好きな曲が数多くこのアルバムに収められていてダンス好きにはたまらないよ。

Tame Impala - Currents (Kenny Bernard)
僕が年間で一番好きなアルバムはコレ。元々「Lonerism」の大ファンなので2015年のリリースをとても楽しみにしていたんだ。期待通りに素晴らしくて嬉しかったよ。

Unknown Mortal Orchestra - Multi Love (Kenny Bernard)
2013年のsxswで観て以来ずっとフォローしているバンドで、「The World is Crowded」は数え切れないほど聞き込んだよ。

Wes Miles & Kenny Bernard(RA RA RIOT)

image_rarariot

WEB
www.rarariot.com
www.onlyindreams.com/artist/rarariot.html

BIO
ブルックリンを中心に活動する5人組インディー・ロック・バンド。
2006年、NY州シラキューズ大の同級生で結成、USインディー・ロックにチェロとバイオリンを大胆に取り入れたドラマティックな音楽性で一躍注目を集める。
2007年デビューEPを発表、続く2008年には1stアルバム「The Rhumb Line」を完成。ローリング・ ストーン誌で4/5点を獲得するなど高い評価を得る。2010年7月には『NANO-MUGEN CIRCUIT 2010』全国ツアーで初来日。2010年2ndアルバム「The Orchard」をリリース。チェンバー・ポップ的な彼らの世界観が際立つ作品に仕上がり、高い評価を得る。2011年4月には初の単独公演、同年7月には、フジロックにて3度目となる来日が実現。ライブは大いに盛り上がり、終演後TWITTERのトレンドに上がるなど大きな話題を呼んだ。
2013年1月、エレクトロポップの要素を取り入れたダンサブルな3rdアルバム『Beta Love』をリリース。同年2月にはHostess Club Weekenderに出演、11月には初めての東名阪単独ツアーを行う。
2016年2月、ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムとの共作を収録した、3年ぶりとなる4thアルバム『Need Your Light』の発売が決定。Vo.のウェスは日本への留学経験もありメンバー全員が親日家という彼ら、来日を重ねるごとにファンとの親密さも増し日本でのファンを増やし続けている。

▲ページTOPへ戻る