いよいよ寒くなってきましたね。京都は底冷えがひどく、最近は毎日かじかんだ手先や足先をどうにか動かしています。僕は極度の末端冷え性なので、年中悩まされているのですが、これから本格的に冬に入るということで、よりいっそうどうにかならないか…なんて思っています。

という風に寒がってもいられず、ホットになれる話題を!今年もoidベスト、選盤させていただきました!
例年どおり、ミニアルバムや編集盤、再発盤を除いて…と思ったのですが、今年はミニアルバムや編集盤にもとても素敵な作品があったので、素晴らしい作品はもれなくピックアップしないと!と、「再発盤を除いて」選ばせていただきました。
13年度は(やや国内アーティストの作品が多めであった)前年に比べると、海外からの作品が多くなりました。

と いいつつも、例年どおり海外からのそれは悩みました。今回は6枚のアルバムを挙げていますが、この他にも、Superchunk『I Hate Music』、Yuck『Glow&Behold』、Skinny Puppy『Weapon』、The 1975『The 1975』、Factory Floor『Factory Floor』、The Warlocks『Skull Warship』などなど、悩んだアルバムが多かったです。
国内アーティストで今回挙げられていないものでは、特に1枚を挙げるとすれば、Perfume『Level 3』がグッときました。

選ばせていただいた10枚を改めて全体的に眺めてみると、どこかベタなところもあれど、良い意味でいびつな形でまとまったように思います。
しかし、挙げられたもの、挙げられなかったものも含めて、今年は新しく登場したアーティストはハッと「あの時」…それぞれのシーンがとても輝いていて、新譜が出る度に心がワクワクした時(あるいは、雑誌やネットを見ながら、「当時の光景」に思いを馳せながら、夢中でまだ知らない作品を漁っていた時)…を思わせながら、「あの時」がより「今」に向かって進んでいるんだなぁ、と思わせられる作品が多かったように思います。

ともあれ、例年どおり、今回選ばせていただいたアルバムの中では、only in dreamsでレコメンドさせていただいたものもありますので、もし気になる作品がございましたら、ぜひチェックしてみて下さいね(そういう意味では、共に、Trent Reznorが関わっているNINとHtDAの2枚のアルバムやアニメ作品『惡の華』のコンピレーションなど、特筆したい!と思うアルバムが並んでいるけれど、諸々の事情からレコメンドする機会を逃してしまったのが悔やまれます…)!
なかには、かなりの長文のものもありますので、お時間のある時にごゆるりとご覧いただければ幸いです。

なお、昨年同様、私事になってしまい恐縮ですが、今年も様々な出来事がありましたが、一つ、と言えば、自分がやっているインディ・ロックバンド、Bathroom Sketchesで1stフルアルバムを無事、リリースできたことが嬉しかったです。
もちろん、今回のベスト盤には選んでいませんが、もしご興味のある方がおられましたら、バンド名を検索していただければウェブサイトなどで作品内の曲を試聴していただけますし、Amazonさんで検索していただければ、アルバムが並んでおりますで、もしご興味のある方がおられましたら(2度目!:苦笑)、チェックしてみてくださると幸いです。

…と、唐突な自分のバンドの宣伝はこれまでにしまして(笑)、今年もこうしてonly in dreamsのベスト企画に参加させていただけたことを、とても嬉しく思います。
普段、only in dreamsでは自分が本当に、良い!と思えた作品をご紹介しておりますが、自分以外の方々のベストを拝見するのはもちろん楽しみですし、ご覧くださっている皆様の今年のベストやレコメンドもぜひ聞かせていただきたいです!お待ちしております。

それでは少し早いですが14年も素敵な作品に出会えますよう。
よいお年を!