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「FUZINRAIZIN」 8otto

「FUZINRAIZIN」 8otto
8otto

FUZINRAIZIN

2022.10.08 / Digital Single / only in dreams

Linkfireリンク:https://lnk.to/wXnlGS

圧倒的なグルーブ感、ドラムボーカル・4ピースという個性的な編成から繰り出される圧巻のライブ・パフォーマンスと、洋邦の垣根を超えたサウンドでロック・シーンに唯一無二の存在感を放ち続ける8otto(オットー)。

2017年のアルバム『DAWN ON』から5年、『Ganges-Fox』の別アレンジや、ライブなどで新曲を披露していた彼らが、遂に新曲をドロップ!

『FUZINRAIZIN』と名付けられたこの曲は、!!!やAC/DCなどの空気感を感じさせ、今までの8ottoテイストはもちろん、今までにない8ottoも感じ取れる“今の8otto”が詰まった楽曲に仕上がっている。

マエノソノがふと見かけた風神・雷神をモチーフに、メンバーのアイディアが結集して仕上がったという新曲。サウンドプロデュース&ミックスにクメユウスケ(NOKIES!/Special Favorite Music/BARBARA)を迎え、楽曲に新たな風が吹き込まれた。レコーディング過程では風神パート、雷神パートなるものも現れ、ギターのレコーディング時には、アンプより煙が出るという、まさに雷神が降臨するようなハプニングも。

2022年10月、8ottoのNEW STANDARDが幕をあける1曲を感じていただければ幸いである。
1月には東名阪でリリースツアー 8otto『FUZINRAIZIN 』Release Tour 2023 ~疾風迅雷-like a lightning storm~を開催する。 8ottoの今をぜひ!!

<Tour>

8otto『FUZINRAIZIN 』Release Tour 2023 
~疾風迅雷-like a lightning storm~

・2023年1月13日(金) @名古屋・池下UP SET w/Subway Daydream
・2023年1月18日(水) @東京 渋谷milky way w/TBA
・2023年1月27日(金) @大阪・梅田Shangri-La w/ayutthaya

クレジット

作詞:Masaki Maenosono
作曲:8otto
編曲:8otto

Sound produce & Mixed by Yusuke Kume(NOKIES!/Special Favorite Music/BARBARA)
Recording engineer by Shinya Ogino / Masafumi Gotoh(Only In Dreams/Cold Brain Studio)
Recorded at LubLab_SoundEngineerings / Cold Brain Studio
Mastered by Kenichi Koga

【メンバーセルフライナーノーツ】

【マエノソノマサキ編】

配送の仕事中、お客さんのマダムがどえらいガラガラの上下の格好をハイカラに着こなしていました。「受け取りありがとうごさいまーす」と、よくよく見ると、パンツの無数のガラの一つ一つが全て風神雷神でした。

“フージンライジンて!きわきわやな〜ないわー、、、”思っていながら後からよくよく考えてみると、ん?いや待てよ!? 

ないやろーと思っていたけど、

風神雷神、、、

カタナ、シュリケン、、、

フージンライジン!!

ありやな

タイトルは流石にきわきわやから、またそれっぽい曲ができたら名づけよう、、新曲は全くそんな事ないからなぁ、、おしゃれで洗練されててシティポップさもある感じやから合わへんやろ〜。ん?いや待てよ、ワンチャンいけるかも。

イントロはなんか竜巻っぽいし、後半ラスサビはなんかカミナリっぽいし

(色々風神雷神的観点から想像して) 

ありやな!笑

思いっきりピンと来てしまいました。メンバー&ハジムにプレゼンせな!という事で一連の経緯を説明して、メンバー&ハジムも賛同してくれて、『FUZINRAIZIN』として曲を出す事が決まりました。

そうなったらみんなの力&アイデアで、より曲のアレンジも風神雷神的になり、風神パート雷神パートなるものまで現れ歌詞もえらく風神雷神になりました。

だから、新曲『FUZINRAIZIN』は8otto(オットー)史上、最もオシャレで洗練されていてかつ、最もダサくてカッコいい曲になりました。楽しんで下さい

結構仕事しんどくて嫌だなと思っているんだけど(今転職活動中ですが)、道を運転していると曲ができたり(この曲のメインリフとコーラスメロディは仕事中、工場横の市営団地、川沿いの有刺鉄線がぐるぐる巻きの所で降りてきました)。お客様に曲のアイデアをもらったり。仕事してなかったらこの曲ができてないなあと考えると、仕事をする事も自分の成長に、音楽活動につながっているとマジ感謝。

本当はやっぱりね、音楽を志すみんなと同じように音楽だけして生活したかったんだけど、
もしデビュー後そのままめっちゃ売れてたら、もっと勘違いの太々しい野郎になっていたかもしれないし、遊びまくって自我崩壊していたかも知れないし(笑)
間違いなく、今回の『FUZINRAIZIN』みたいな曲はできていなかったと思う。
今の声ではなかっただろうし。もっと声が出なくなっていたかもしれない。

やりがいもあるし、楽しい。

仕事や家庭がうまくいかない事、なんもかんも八方塞がりで何やってもうまくいかないと凹んでいる時に授かった曲に感謝。レコーディングで助けてくれた、ゴッチ、荻野くんに感謝。
サウンドプロデュース、ミックスの久米くん(NOKIES!/Special Favorite Music/BARBARA)、マスタリングの古賀くんにも感謝。Only In Dreams もありがとうございます!

ハジムに感謝。
家族に感謝。
待っててくれてるファンのみんなにも感謝。
メンバーにも、こんなはちゃめちゃな自分と今まで散々付き合ってくれてありがとう。
と、いうわけではちゃめちゃなライナーノーツになりましたが

enjoy!! 押忍!!

マエノソノマサキ 8otto / Drumsthroat

【TORA編】

この曲の構成は、【風神パート(前半)】→【ジャムパート】→【雷神パート(後半)】
とザックリ3つに分けることができるのですが、僕個人の感覚では、「今の8ottoらしい良い曲が出来た」と強く感じるところがあります。 当然いきなりこんなことを言われても、なんのこっちゃ?だと思いますので、僕のライナーノーツとして制作過程をふり返りながら説明させてください。

ある日マエソンがスタジオに、新しいリフとメロディーを持ってやってきました。

リフを聴かせてもらってすぐに、「ここのベースは、ユニゾンで16分のニュアンス入れるのが良いな」と感じ、試してみるとなかなか良い感じに。これを【風神パート】と名付けたところで、「この曲は5分以上にして、12インチシングルっぽい雰囲気になれば面白いかも」という予感が走り、思いつく限りのアレンジのアイデアをめいっぱい広げて、その勢いのまま曲作りへと入りました。【ジャムパート】では、大まかなイメージをセイちゃんに伝えて弾いてもらい、それを広げていくというスタイルで進めていたのですが、リョウくんが持ってきた裏メロ的なフレーズが、どう聴いても良い感じなのに不思議と曲にハマらず、これではまずいと急遽セイちゃんとDTMを持ち出して、スタジオに突入。ああでもないこうでもないと、頭と指をひねりにひねってまもなく千切れるかという寸前のところで、ようやくバッチリとハマる正解を見つけられたような気がしています。

 そして、そこでの試行錯誤の中で生まれたいくつものリズムやリフは曲の後半を膨らませる重要なアイデアとして生まれ変わり、続く【雷神パート】の制作をグイグイと引っ張ってくれました。

 実を言うとこのパートは、最初はもっと高揚感のある広がりを狙ったアレンジでした。でも、【ジャムパート】からのフックとしてもっとドキッ!とさせたかったのと、AC/DCの『T.N.T』みたいにバンドみんなで「オイ!オイ!」って言うやつをどぉ〜〜〜っしてもやってみたかったので、ロックらしい要素をここにギュギュッと詰め込み結果として大成功を収めました(…よね?)。

 更に、新たな試みとしてサウンドプロデュース&ミックスとしてクメ(NOKIES!/Special Favorite Music/BARBARA)にも参加してもらいました。レコーディングエンジニアには古い付き合いのオギノくん、我らがゴッチ(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、マスタリングにアルバム『DAWN ON』のレコーディングでもお世話になったコガくん、ジャケットデザインにHandosome Designさん、そしてonly In Dreamsレーベルスタッフ、"半端じゃない安心感"でお馴染みマネージャー・ハジム、沢山の人にワガママを聞いてもらい(いつも本当にありがとうございます。)完成に至ったというわけです。

 8ottoの曲制作は、メンバー各々の役割が明確に分かれています。

 マエソンのヒラメキ、クセになるメロディーや独特な世界観の歌詞、セイちゃんの沢山ある音楽的知識や引き出し、リョウくんの快楽的な感性。

 僕、TORAの役割は0から1を作るより、1から10に広げることだと自負しているのですが、それも含めて、4人全員がそれぞれの役割を果たした、まさに“今の8ottoらしい曲”になったと思います。

TORA 8otto / BASS

【ヨシムラセイエイ編】

洋楽アーティストの新作アルバムのインタビューなんかで、よく「いままでと同じ事はしない」って旨の話をよくしてるなって印象が強く残っていて、今回は、それが少しでも出来たんじゃないかな。若くは、チャレンジ出来たんじゃないかなと思う。

曲ラストの、僕らが『RAIZINパート』って言ってる部分は、今回のチャレンジ。元々はゴリっとロックなアレンジではなくて、ファンシーで広がったアレンジだった。これは、古いデモから拝借してくっ付けてやってたけど何だかしっくり来なくて、TORAと二人でスタジオに入ってあーでもないこーでも無いって、結構煮詰まってたけど、何度もアレンジしてる内に、ロックな方向になって、イメージも共有出来てきて、こう仕上がりました!

因みに、『RAIZINパート』のレコーディングでは、ゴッチの極太ネックのレスポールjrとマーシャルで。ホンマの話、リフ録ってる時、もう少しってとこで音が消えちゃったので、なんやトラブったか!?って思ったら、アンプから煙が上がっとりました。ライジン!

そして『FUJINパート』は曲の前半。この曲は、いつものリハーサルにて、マエソンが出してくれたギターリフとアイデアが骨格になっていて、出来た曲。ギターのアイデア等、TORAが参考に聴かせてくれた[!!!](のTHR!!!ERというアルバム)の好きな感じを出せたかな。方向性はこんな感じと、個人的に[super System]の(Born into the world)な雰囲気でいってました。

ギターはいつものストラト でフロントPU、アンプはfender銀パネtwin reverbにEVA電子のS booster。そして大好きなmicro shynth(electro harmonix)とBANANANA EFFECTSのAURORAを使用。

『FUZINRAIZIN』

この曲のレコーディングが終わるまで、結構メンバーでのアイデア交換や意見交換をしたかな。そのおかげで自信持ってプレイ出来るように導かれたし、大変な割にやっぱり終始楽しんでるやってました。番外編として、ピアノとギターのバージョンもあって、幻、これはいつものリハーサルに、ハジム(8ottoマネジメント)と僕だけの状況の時に出来ました。いま思い返しても良かった、ピアノありバージョン。こんなことやから、いつも、今後、バンドに鍵盤も良いかもなと思っちゃいます。

最後に、洋楽アーティスト発言あるあるでしめくくり。

「ボリューム最大で聴いてくれよ!」

僕はブリッジミュートが出来るギタリスト!!

ヨシムラセイエイ 8otto / Guitar

【リョウ編】

この曲は、スタジオでマエソンが1つのリフのアイデアを持ってきて、そこから色々とジャムったりアイデアを出しあって、徐々に出来上がっていった感じです。

今回は一つのパズルを完成させていくような感覚をすごく感じた作品で、今までになかったようなストーリー性のある作品になったと思います。

個人的には未完成の1つの曲があるとそれを何回も繰り返し聞いて、そこに色んなアイデアのギターのフレーズを組み込むのですが、今回は他のメンバー3人のグルーヴに上手いこと毒の要素を入れれた気がします。笑

新曲お待たせしました。Enjoy it!

RYO 8otto / Guitar

【ハジム(8ottoマネージャー)編】

 バンドとは不思議だとつくづく思う。それぞれの想いが別の方向を向いていても、そこに全員が揃ってなくても、最終的にはそれぞれが持つイメージの着地点に綺麗に着地する。

 本当にこの5年間、新曲も出さずに何をしていたんだい?と思われるくらい時が経つのは早く、前作のリリースからそんなに経っていたんだと驚きも隠せず。お待たせした甲斐がある新曲が完成したと思ってます。

何十年も一緒にバンドをやってるメンバーが、長い時間集まり、曲作りの最中キラキラした目でアイデアを出し、上手くいかなければ、ふてくされぶつかり合い、そんな子供のような時間をかけて作られた「現在の8otto」が詰まった新曲です。

1曲1曲の消費が激しい世の中ですが、たくさんの人に届いて長い間聴いてもらえる曲になれば嬉しいです。

バンドって不思議だとつくづく思う。本当に素晴らしい世界!

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