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(2020.12.29)

2020年ベストアルバム

2020年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

2020年ベストアルバム

石若 駿 (打楽器奏者)

「Oar」 - 角銅真実

2020年、一月に出た角銅さんのこのアルバムは、僕が上半期一番聴いたアルバムかと思います。音楽の見え方の大事な角度を忘れないようにしてくれました。僕もさまざまな楽器で参加させていただきました。

「Raw Denshi」 - Aaron Choulai

2020年、春に出た作品です。
衝撃を受けました。アーロンとは長年の仲間でよく演奏しますが、とにかく称賛の気持ちでいっぱいになりました。オーストラリアと日本のジャズミュージシャンと、ラッパーをフューチャーした新しいジャズの歴史です。これからも、Namboku Recordsの動きに要チェックです!

「SUPER MAGIC TOKYO KARMA」 - SMTK

2020年5月に出ましたSMTKの1stAlbumです。個人的に良いアルバムができたなーと思いました!笑 メンバーがそれぞれ作曲家としてもミュージュシャンとしても個性溢れている点を改めて聴いていただきたいです。

「Omega」 - immanuel wilkins

良いアルバムです。僕が聴いてきたジャズの共通エッセンスを感じて個人的に嬉しくなった作品です。ドラムは、Kweku Sumbry!直系先輩ドラマーの良いところと新世代感を兼ね備えていて大好きです。自分も頑張らなくては。

「Songs」 - Adrianne Lenker

偶然出会った音楽です。アコースティックギターの倍音の重なりの美しさを改めて考えさせられたアルバムです。それぞれ別なボイシングで同じコードを鳴らしたときに広がる、ここも鳴ってて、こんな音域も鳴っている!みたいな感覚です。音楽の秘密に迫りそうなドキドキ感です。

石若 駿(打楽器奏者)

石若 駿

WEB
http://www.shun-ishiwaka.com/home

BIO
打楽器奏者。1992年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。
リーダープロジェクトとして、Answer to Remember,CLNUP4,SMTK,Songbook Trioを率いる傍ら、くるり、CRCK/LCKS、Kid Fresino、君島大空、Millennium Paradeなど数多くのライブ、作品に参加。
近年の活動として、山口情報芸術センター[YCAM]にて、音と響きによって記憶を喚起させることをテーマに、細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース「Sound Mine」を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「石若駿×浅井信好ライブセッション」を行う。
自身のソロパフォーマンスが、山本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」のPV、フィガロジャポン新連載 山田智和監督「虹の刻 第15章」のオンラインスペシャルムービー、世界的建築家 妹島和世氏設計による大阪芸術大学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世(監督・撮影 ホンマタカシ)』の音楽に抜擢されるなど活動は多岐に渡る。
海外アーティストとの共演も多く、これまでに、
Kurt Rosenwinkel,Jason Moran,
Federico Casagrande,Tony Allen、James Francies,
John Scofeild,Taylor McFerrin,Peter Evans,
Fabian Almazan,Linda Oh,Richard Spaven,Corey King,の来日公演に参加。

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