oid_logo

HOME » INTERVIEW » 2018年 ベストアルバム » 小山 真義(FM802 番組制作ディレクター)

icon_h2 INTERVIEW

(2018.12.29)

2018年ベストアルバム

2018年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

icon_best2018
小山 真義(FM802 番組制作ディレクター)

WHALE LIVING
WHALE LIVING
Homecomings
ソングライン <通常盤:CD>
How To Solve Our Human Problems [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (OLE11239)
ルック・ナウ
LOOK NOW
ELVIS COSTELLO

『POLY LIFE MULTI SOUL』- cero
今の街の空気に寄り添ってくれる日本のPOPを、
ここまで気持ち良くバンドのグルーヴで踊らせてくれた
今年の自分の生活する景色に、一番馴染んだ日本のダンスミュージックでした。
この1年で一番聞いた回数が多いので、一番最初にあげます!

『WHALE LIVING』- Homecomings
TEENAGE FAN CLUB感あるスコティッシュギタポのような、
YO LATENGOのUSインディーのような
個人的にずっと聴いて来た海外のバンドのよき素材がいっぱいあって
今、きちんとアップデートしてくれて耳元に届けてくれる素敵な京都のバンド。
美しくて口ずさみたくなるメロディーにキラっと刺されまくり
GOOD MELODYに満たされている1枚!
個人的には、スコットランド感がある、Songbirdsがだいすき。

『ソングライン』- くるり
homecomingsとおなじ京都からもう1枚。
こちらも、GOODなメロディーに埋め尽くされてる1枚。
[ その線は水平線 ] [ ソングライン ] 歌詞も好きです。
同世代だからでしょうか?
そして、たぶんALBUMリリース前のLIVEのMCで言うてはったけど、
「学生時代から原型があった曲」と言ってた[ 忘れないように ] は、
90年代TASTEもある、ポップで好きな1曲だなぁ〜と。
で、[ Tokyo OP ] が、まさかここでALBUMに入るとは・・・
ALBUM全体の、この感じのノリもくるりな感じでよき感じです。

『How To Solve Our Human Problems』- belle and sebastian
POP OF POP 健在!
多分、90年代から何も変わらないこの健全さ。
GUITAR POP受難の年も、どこ吹く風のマイペースも素晴らしく、
ちょっとダンサブルになってるけど、60’S香るメロのラインも、コーラスも
あったかくて、全曲ベルセバ節。素敵すぎです。  

『LOOK NOW』- ELVIS COSTELLO
LIVERPOOLからは、PAULさんの新作良かったですけど・・・
個人的には、EVERYDAY I WRITE THE BOOKやSHIPBULIDINGのような
ソウルフルなメロディーが好きですが、
70年代から今までのキャリアで何曲作ってんだろう?・・・と思いながら
今までのそれを超えるような耳に馴染むメロディーいっぱい満たされてました。
見たらバート・バカラックもキャロル。キングもクレジットされてまして!!!
今年のスタンダードポップ、
そして、家で聞くラウンジミュージックとしても抜群の1枚でございました。

『SUPERORGANISM』- SUPERORGANISM
[ Somethihg For Your M.I.N.D] を、
2017年秋に聞いたのが初めてで、ヤバッとなって、
ALBUM聴いたら、レトロPOP感と、音のエディット感
[Nai’s March]の音のサンプリングセンスとか、
( JRのあのアナウンスの入れかた最高!)
90年代感あるのに、独特のセンスでめちゃくちゃいいなぁと思って、
FUJI ROCKで見に行って、オルノさんにインタビューさせてもらって
ほんまヤバっとなった新人さん。
懐かしい感覚なのに、2018年 一番とんがった新鮮な1枚でした。  

『Stranger Today』- OUR GIRL
UK GUITAR BAND 新人さんでは、一番。
調べたら、2000年代初頭の大好きなLIVERPOOLのレーベル[デルタソニック]
のだいすきなBAND [THE CORAL]の方がプロデュースしてたので、
POPなサイケ感にえらく納得。
自分の好きなUKらしい音の新人さんでは、今年のドンピシャでした。
全く有名じゃないかもですが、よき1枚です。

『Geography』- TOM MISCH
今年、よく聴いた、RELAXIN’な1枚。
SUMMER SONICで見たら、GUTARうまいし。
自分の番組のBGMに、彼の10代の時にリリースしたMIX TAPEや、
今作のTRACKをループして、よく使ってます。
音の隙間、構成も無駄なくBEAT感が心地よく、
夜の1枚として、ちょうどいいテンポでノリやすいGROOVE。
唯一、上がる曲[ DISCO ] もかっこいいです!  

『Inside Voice』- JOEY DOSIK
3年前?2年前?梅田シャングリラにやってきた、
Mockyのツアーメンバーで来日したときにええ感じやなぁと思って、
のちに、Vulfpeckのメンバーでもあると知って、そこから知ったJOEY DOSIK
これは、懐かしすぎる音触りです・・・。
今の時代のMUSIC???と疑いたくなるかもしれませんが、
BLUE EYED SOUL 直系 歌心溢れる
今の歌ものソウルミュージックな1枚だと思ってます。

『ネット上の人間関係についての簡単な調査』- THE 1975
まだ、聞き込んではないですが。
ALBUMリリースまでに、リリースされて来たEPが、
今回どれも、いい意味で統一感がなく、楽しみにして
リリース日に、聞いたらめちゃくちゃ良かったので、最後の1枚に選びました。

小山 真義 (FM802 番組制作ディレクター)

image_koyama

WEB
https://funky802.com/service/homepage/index/1722(番組ホームページ)

BIO
FM802 番組制作ディレクター
毎週日曜日 22:00-24:00 MUSIC FREAKS 担当
DJ あいみょん Official髭男dism 藤原聡

▲ページTOPへ戻る