oid_logo

HOME » INTERVIEW » 2016年 ベストアルバム » オカジ(DJ兼自動車部品工場中間管理職)

icon_h2 INTERVIEW

(2016.12.24)

2016年ベストアルバム

2016年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

オカジ(DJ兼自動車部品工場中間管理職) が選ぶ2016年 ベストアルバム

Fantôme
Fantôme
宇多田ヒカル
ハレルヤ
Hallelujah
THE NOVEMBERS
ハンドルを放す前に
D.A.N.
D.A.N.
D.A.N.
A MOON SHAPED POOL
DIRT[初回限定盤]
DartⅡ
KOHH
メロディーズ
メロディーズ
蓮沼執太
ソルファ (2016)(初回生産限定盤)(DVD付)
ソルファ (2016)
Asian Kung-Fu Generation

今年は、気付いたら
邦楽ばかり聴いていました。
おっさんが聴いても、胸がときめいてドキドキする様な、カッコ良い作品が多くて正直、
小遣いがヤバかったです。
洋楽はレディオヘッド一色。
そんな1年でした。

宇多田ヒカル‐phantom 
週末を待ちきれず、夜勤明けに近所のCDshopに買いに行った。 
貫禄を纏った彼女の歌声は俺の眠気を一瞬で吹き飛ばした。
そして、その日に何回も聴きすぎて次の日の夜勤がキツかった思い出が。
あの頃より成熟度が増した分しっかり聴き込めた。

THE NOVEMBERS‐Hallelujah
急な上層部の工場見学の為に、死ぬ程残業ばかりしていた時に、 オンラインで買って聴いていた。
一曲一曲の重みが凄い。バラエティに富んでいるのだけれども、妥協点無し。NINE INCH NAILSじゃねー⁈って位バッキバキの曲が多くて本当に大好きなalbum。このtourのLiveを 観たけど 今年観たLiveでbest3に入る位 凄まじくてカッコよかった。

OGRE YOU ASSHOLE‐ハンドルを放す前に
休日出勤が続いて忙しかった時期にオンラインで購入。
兎に角無駄を省きまくったalbum。
なので出戸君のvocalが際立つ。
アメーバのように、常に形態を変える彼等は縦横無尽に己の道を突き進む。このalbumのtourが年明けに有る。楽しみでしか無い。

D.A.N‐D.A.N
深くて深くて兎に角深い。
youtubeで観てから直ぐCDshopで購入。
the xxのようなdarkさの中に有る柔らかな光。
昼勤明けの週末。飲みに行った帰りの駅のホームで気分良くステップを踏んで踊ってた。
日本人離れした嗅覚が素晴らしい作品。

シャムキャッツ-君の町にも雨はふるのかい?
憂鬱な月曜日の寒い朝の出勤時に聴いた《すてねこ》の緩さに救われたよ。夏目君の歌声は陽だまりのような温かさが有る。
しかし舐めてかかると引っ掻かれる。
なめ猫的な可愛さと強靭さが溢れた作品。

レディオヘッド‐A Moon Shaped Pool 
今年1番の楽しみだったalbum。
全然音楽に興味が無い部下に絶対聴いて‼︎と 勧めてしまう位、1人でも多くの人に 聴いて欲しくて堪らなくなったalbum。
そして夏の連休明け初日を職場に無理言って 休ませてもらい幕張で彼等を観た。
四方八方外人だらけで異国なのか 天国なのか一瞬迷った空間だった。

Gotch & The Good New Times‐ Good New Times
1stと比べて華やかさが増したと言うか振り幅が広くなったと言うか カラフルになったと言うか 一曲一曲が楽しい。そして演奏が上手すぎる。Liveを観て更に聴き込んで。今でも車の中で聴いている位日常の中にフワッとサラッと溶け込んで聴ける作品。
仕事中paper Moonの間奏を歌ってたら『ポイズン⁈』と言われたのが一番の思い出。

KOHH‐DartⅡ
仕事でイライラが募った時にどうせ悪者は俺なんだろ⁈的な気分になって、音量を上げて聞きまくったalbum。前作Dartと全く違ったアプローチでの作品作りが出来てしまう辺りが凄い。
ヒップホップという枠は無い。
縦横無尽にやりたい事をやりまくる。
そして自分の色に染めてしまう。
そんな彼のstyleが大好き。

蓮沼執太‐メロディーズ
新入社員が入ってくる準備をバタバタしている時にふらっと聴いて買ったalbum。
蓮沼フィルの音の広がる感じも好きだけど歌ってる蓮沼君も素敵だなぁと。
全曲、安心感が有る。
優しさが溢れてます。

ASIAN KUNG-FU GENERATION‐ ソルファ(2016)
下半期1番の楽しみだったalbum。
ゴッチの振動覚での『サッ』で、このalbumが完璧だと解釈。
あのソルファが此処まで変わる。最近音楽をあまり聴かない嫁でも『これ新しくない⁈ゴッチ君の声が若く無い』と言う位。
そして『今の方が良いね』と。
古い作品を再構築して現在にリリースする。
絶対的な自信が無いと出来ない事をやり遂げてしまう彼等の成熟度が感じられる作品。今まさに、仕事帰りに聴いてます。
nowです。

オカジ(DJ兼自動車部品工場中間管理職)

神鳥孝昭 (DJ兼自動車部品工場中間管理職)

BIO
DJ兼自動車部品工場中間管理職

▲ページTOPへ戻る