oid_logo

icon_h2 INTERVIEW

(2015.12.24)

2015年ベストアルバム

2015年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

mabanua が選ぶ2015年 ベストアルバム

カレンツ
Currents
Tame Impala
To Pimp a Butterfly
To Pimp a Butterfly
Kendrick Lamar
Ego Death
Ego Death
The Internet
マルチ・ラヴ
Multi-Love
Unknown Mortal Orchestra
PARODY
PARODY
大橋トリオ
Across [12 inch Analog]
Across
Kilo Kish
jk_kauai
Kauai
Childish Gambino

今年は聴いた枚数で言うと例年より少なめかもしれないですが、量より1つのアルバムを何度もじっくり聴いた年でした。 あとは自分の中でブラックミュージックがまた増えてきたというか、「原点に立ち返る」きっかけがたくさんあった年でもありました。

Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit / Courtney Barnett
今年かなり聴いたアルバムです。シンセや同期物満載のサウンドが多い中、
ギター、ベース、ドラムのみのシンプルなバンドサウンドの良さを再認識させてくれたアルバム。
1曲目の「Elevator Operator」がおすすめです。

Currents / Tame Impala
今までのTame Impalaの良さを一切殺すことなくさらなる進化を遂げたアルバム。
打ち込みのサウンドもめちゃくちゃはまってるし、キャッチーな曲も少し増えてて何度も聴きたくなるアルバム。9曲目の「Disciples」がおすすめです。

To Pimp a Butterfly / Kendrick Lamar
Hiphop、もっと言うとブラックミュージックの歴史を塗り替えたといってもいいアルバムだと思います。
リリックの内容を文章で一度読んでから聴くとさらにアルバムの世界観にのめり込めるはず。Back to 90’sな感じやJ Dillaイズムを彷彿とさせるトラックもあり、聴くたびに発見がある。おすすめは「Alright」と「Hood Politics」。

Ego Death / The Internet
The Internetの3rdアルバム。演奏や歌の緩さがクセになってずっと聴いてしまううえに、アレンジがとても緻密に練られていて勉強になった1枚、アルバムごとにどんどんクオリティが上がっていく!おすすめは3曲目の「Under Control」。

Multi-Love / Unknown Mortal Orchestra
Vocalの声がすごく好きなのと、アナログ感満載のバンドサウンド、ジャンルレスな曲調がクセになってよく聴いています。ドラマーがすごく良くて音色が最高。おすすめは4曲目の「Can’t Keep Checking My Phone」。

PARODY / 大橋トリオ
暖かい音色、無理のないアレンジ、スモーキーなVocal全てが絶妙なバランスで組み合わさった最高の1枚。。
手前味噌ですみません。2曲目「サリー」は大橋さんと僕で作った曲なので是非聴いてみてください。 あと10曲目の「君のいない冬」もおすすめです。

Ritual In Repeat / Tennis
今年聴いた回数では1位2位を争うアルバム。最初Charaさんから教えてもらったんですがVocalのAlaina Mooreの出す周波数?と言うんでしょうか、それだけですごく古き良き80'sの空気を漂わせてくれます。 おすすめは1曲目の「Night Vision」。

Across / Kilo Kish
アメリカ、フロリダ出身のモデルKilo Kishの1st。デザインから曲のプロデュースまで全て自分でやってしまう多才さが魅力で、かつ音楽も適当どころ超レベルが高いという。4曲目の「On The Way」がおすすめ。

Kauai / Childish Gambino
コメディアン、俳優出身としても活動するDonald Gloverの新作。歌もラップも両方ともうまくて前作のBecause the Internetも良かったけど今作の方がさらにレイドバックしてて好きかもです。1曲目の「Sober」がPV含め超おすすめ。

I Thought I Was an Alien / Soko
今年耳を休めたい時によく聴いてました。ハスキーな声が好きなのと、DIY感満載の音像がどこか自分の緊張をほぐしてくれる要因になっている気がします。
7曲目の「First Love Never Die」がおすすめです。特に間奏部のギター。

mabanua

image_mabanua

WEB
Official Web Site

BIO
mabanua (マバヌア)

ドラマー/ビートメーカー/シンガーという他に類を見ないスタイルの日本人クリエイター。全ての楽器を自ら演奏し、ジャンルに捉われない音創りがJurassic 5やArrested Developmentなど世界中から絶賛される。
レーベルメイトShingo Suzuki (Bass)、SWING-O (Key.)、渥美幸裕 (Gt.)と共に月刊でアルバムをリリースするプロジェクト<laidbook>やShingo Suzuki、関口シンゴ (Gt.)とのバンド<Ovall>、Budamunkとの<Green Butter>、タブラとドラムの打楽器デュオ<U-zhaan × mabanua>など積極的なコラボワークを展開。
ソロとしても、2012年に発表した2ndアルバム『only the facts』のロングヒットをはじめ、Gotch、Chara、さかいゆう、TWIGY、七尾旅人、福原美穂、BENI、清水翔太、川本真琴、AISHA、Eshe (Arrested Development)、Chet Fakerなどのプロデューサー、リミキサー、ツアードラマーとしても活躍。また、アニメ「坂道のアポロン」や、UNIQLO、Google、イオン、キユーピーなどのCM曲を手掛ける。 2014年はさらに、Madlib、Toro Y Moi、Ray Barbeeら海外アーティストとの競演、アニメ「スペース☆ダンディ」にて泉まくらとのコラボ楽曲の発表など活動の幅をさらに広げる。
現在最も注目されている日本人ドラマー / クリエイター。

▲ページTOPへ戻る