oid_logo

icon_mailmagazine
HOME » DISC » 「The Beach EP」 Okada Takuro

icon_h2 DISC

「The Beach EP」 Okada Takuro

「The Beach EP」 Okada Takuro
Okada Takuro

The Beach EP

2018.8.17 release! / Outland /only in dreams

itunes apple music amazon music icon_spotify ototoy
ハイレゾ音源対応ototoy
現代インディー・ロックの最高到達点ともいうべき前作アルバム『ノスタルジア』を経て、孤高の天才音楽家Okada Takuro が新たに放つ「2018年、夏のAOR」。
岸に寄せる白波、青いプール、夕立雨…。
そこここを流転する夏の水のように変幻する音楽のかたち。
珠玉の4トラックを収録したEP「The Beach」が8/17に配信限定リリース!

録音にはex森は生きているの増村や谷口も参加している。M1 Shoreは増村が作詞を担当。
M2のBy The Poolでは以前から交流があるイギリス人SSW ジェームス・ブラックショウがボーカルで参加している。

10年代にインディー・ロックが到達した最高の果実ともいうべきアルバム『ノスタルジア』は、バンド「森は生きている」から続くOkada Takuroという音楽家の真価を聴かせる渾身の作品だった。以降もその路線の深化に向かうかと思われながらもしかし、旺盛な探究心とヴァーサイタルな才気の宿る彼は、次なる海原へと大きく漕ぎ出した。現在内外で活況を見せるサイケデリックな浮遊感を湛えたバレアリック〜ニューエイジな音像への耽溺と、無意識下で醸成された幼い日の音楽体験や心象風景が合流することになった本作に漂うのは、「2018年に現れたAOR」ともいうべき特異なムードである。加速度的に形骸化しゆく昨今の「シティ・ポップ・ブーム」から遠く離れ、独自のサウンドアプローチによってシティ・ミュージックへの愛情が彩られた本作こそは、現在のポスト・ヴェイパーウェイブ的状況にあって初めて「作家側」から提出された比類なき構築物だと言える。

綿密なアレンジ/サウンドデザインが敷かれ、岡田自らの艷やか且つグルーミーなハイトーン・ボイスが夏の喧騒と和らぎを伝える、キャリア史上最高のポップ・チューンM1「Shore」。予てから親交を結ぶ海を超えた盟友・英SSWジェームス・ブラックショウがボーカルで参加し、伝説的フォトグラファーでありギタリストのスティーブ・ハイエット(*)による楽曲をカバーしたスロウ・フローター「By The Pool」。
うって変わってミニマルなシンセサイザーが主導するバレアリック〜アンビエントなトラックM3「After The Rain」。長らく培ってきたエクスペリメンタル・ミュージックへの探求を軽やかな夏風に放っていくようなM4「Mizu No Yukue」。収められた珠玉の4曲全てが、暑さに倦んだ体に一時の清涼を運び込んでいく。ぼやける水平線やそよぐブリーズのように、この音楽はその輪郭をひろげながら、貴方と貴方の夏に寄り添い、混じり合う……。
*印象的な本作のジャケット写真も、スティーブ・ハイエットによるもの。氏が1983年に日本で制作した唯一の音楽アルバム『渚にて…』の内容とそのアートワークに感銘を受けたOkada Takuroのラブコールにより、今回の作品使用が実現した。

(文:柴崎祐二)

収録曲

1. Shore ─ 作詞:増村 和彦 作曲:岡田拓郎
2. By The Pool (feat. James Blackshaw) (STEVE HIETT Cover)
3. After The Rain ─ 作曲:岡田拓郎
4. Mizu No Yukue ─ 作曲:岡田拓郎


演奏クレジット:
Okada Takuro -
Vocals, Erectric Guitar, Acoustic Guitar, 12 Strings Guitar, Electric Bass,
Pedal Steel, Auto Harp, MS-10, Poly-800, Mini Moog, Linn Drum
Taniguchi Yu - Acoustic Piano, Rhodes, Poly-800
Masumura Kazuhiko - Drums, Percussion
James Blackshaw - Vocal (M2)
Mastered By - Padok

Okada Takuro - LINK -

オフィシャルサイト